臭いは自分でも解決できることがある
浴槽や風呂場の壁や床に見える汚れがある場合に悪臭の原因となっている場合があります。そんなときには、洗剤とスポンジを使って掃除してください。洗剤は一般的なお風呂用の洗浄剤でも効果があります。洗浄剤を吹きかけた後にスポンジで擦ってから洗い流せば汚れと臭いが解消することが少なくありません。排水経路の対処方法は、排水口が主の原因となっている場合には、使用済みの歯ブラシなどで汚れをこすると効果的です。また、市販されている排水用洗剤を使うと手軽に汚れや臭いを落とせます。排水トラップから臭いがしてくる場合もあり虫の逆流を防ぐ排水トラップと呼ばれる造りにトラブルが起きている場合には、掃除だけでは臭いが解決できない場合があります。
排水経路で臭いが原因となっている場合には、強めの流水を15分程度鳴らし続けることによって臭いが解消することがありますのでお試しください。また、数日間は臭いが聞いていたけど再発するようでありましたが専門業者の力が必要となってきます。
給湯器の循環パイプ内の対処方法としては、お湯が出てくる配管にはブラシなどを入れられないので配管専用の洗剤を溶かしたお湯を使用します。専用洗剤を用意して配管の位置を少し超える程度の水位まで浴槽内にお湯を溜めます。
そして、洗剤を入れてよくかき混ぜたら、追い焚き機能を使って循環経路である配管内にそのお湯を流して半日程度放置してみてください。1~2時間ごとに排水をして、再度、同じことを3回程度することで臭いが解消します。
しかし、数十年使っているパイプでしたら根本的に解消しないことがあります。そんな場合には、給湯器から浴槽までのパイプの交換が必要となってきます。
また、洗浄剤をご使用の時には、ご使用の手順である説明書に書いてあるため必ず従ってください。
水まわりの悪臭の解消方法
水まわりの悪臭を解消するためには、以下の方法を試すことが効果的です。●排水管の清掃
悪臭の原因となる排水管内の汚れや詰まりを取り除くために、定期的な排水管の清掃を行いましょう。市販の排水管クリーナーや重曹とお酢を使用した自然派のクリーニング方法などを試してみてください。
●トラップの清掃
トイレや洗面台のトラップ(S字管)も悪臭の原因となることがあります。トラップを分解し詰まりや汚れを取り除いて清掃しましょう。必要に応じて専門の業者に依頼することも考慮してください。
●換気の改善
水まわりの換気を適切にすることも悪臭の解消に役立ちます。窓や換気扇を開けて空気を循環させ湿気や悪臭がこもらないようにしましょう。特にシャワーやバスを使用した後は十分な換気を行ってください。
●タンクや便器の清掃
トイレのタンクや便器にも汚れや菌がたまりやすくそれが悪臭の原因となることがあります。定期的にタンク内部や便器の表面を掃除し清潔を保つようにしましょう。
●悪臭吸収剤の使用
悪臭を吸収する効果がある悪臭吸収剤や消臭剤を使用することも一時的な対策として有効です。ただし、消臭剤の過剰な使用は空気中の化学物質の増加につながる可能性があるため適切な量を使用しましょう。
●専門業者の相談
悪臭が頻繁に発生する場合や自分で対処できない場合は、専門の水道業者や消臭対策業者に相談することを検討してください。専門家は悪臭の原因を見極め適切な解決策を提案してくれるでしょう。
悪臭は快適な生活を妨げる要因となりますので早めに対処することが重要です。定期的な清掃と適切なケアを行い必要に応じて専門家の助言を仰ぎながら水まわりの悪臭を解消していきましょう。